八代英太氏 出馬
衆院解散前まで自民党に所属していた八代英太前衆議院議員。
郵政民営化法案に反対した造反議員である氏が本日、東京12区から無所属の立場で出馬すると表明されました。
ご本人のコメントを拝読する限り、自民党執行部(特に小泉総裁)への恨みは相当なもの。 けれども私のように無知な庶民は、「自公の絆をネタにゴネて自民の比例名簿に載せてもらおうという目論見が外れて逆切れ(そして嫌がらせ)してるだけなんじゃないの?」 などと勘ぐったりしちゃいます ―― もちろん、氏の期待をここまで引っ張った執行部も あこぎだなぁ〜 と思いますけどね。
さて、選挙になるといつも「福祉、福祉」と喧しく繰り返す八代氏。
けれど、僕の印象として八代氏は 郵政利権を持つ族議員のひとり でしかありません。 かつてはテレビでもよく拝見しましたが、この人ほど露骨に 人を見下した態度を取る 政治家ってなかなかいらっしゃらないんですよね。
「大物政治家の俺様に、庶民のお前らが一体なに言ってくれちゃってるわけ?」
とでも言いたげな八代氏の尊大なお顔を今後拝めなくなると思うと、一抹の淋しさを覚えます。
とりあえずは最期に「郵政民営化問題」の花火を大きく打ち上げて僕を笑わせて欲しいものです。
日テレ 24時間テレビ
僕は嫌いなんです、この 感動押しつけ型 偽善番組。
視聴者に向かって無理やり 「ほら、感動するでしょ。 さあ、どうぞたっぷり泣いてください」 と圧力を掛けてくるそのお決まりの雰囲気に虫唾が走ります。
特に悪質だと思うのが、番組演出のネタに 病気や障害を持つ人(特にご老人や小さな子供) を引っ張り出してきて見世物にするところ。 人間の行動として最も卑劣な部類に入ると思っています。
たまたまチャンネルを合わせてしまったとき、目に飛び込んでくるのは 出演タレント達の引きつったような作り笑顔、強張った渋面、そして台本を棒読みしているかのような上辺だけのコメント。 それはそれで笑えるんですけど、しばらく観ていると少しずつ恥ずかしくなってきて、最後はうつむきながらチャンネルを替えます。
駒大苫小牧と高野連
野球部長の暴力問題を巡っていろいろと報道されていましたが、結局、「なあなあ」の結論に落ち着きましたね。 生徒さんたちのことを考えれば「優勝を取消さない」という結論自体は妥当だといえますが、どうもすっきりしません。
1.高校側と被害者の和解
処分が決定する前日の和解。いったい和解金はいくらだったんでしょうか?
これは仮定の話ですが、もし前もって高野連から 「処分までに何が何でも和解しろ (目的はもちろん 高校野球のイメージを守るため)」 と迫られていたとしたら、高校側はそれこそいくらでも出したでしょうね。 あくまで仮定の話ですが。
2.だいたい高野連って
高校生を(肩や肘を壊してしまうほど)酷使して金儲けに勤しむ高野連。 彼らに人の行動をとやかく言う資格があるのでしょうか?
そもそも、個人的には高校野球って嫌いなんですよね。 判で押したような「清々しさ」を作り上げようとする姿勢がなにせ鼻につきます。 被災地の高校を出場させてみたり、野球以外の「がんばり」を評価して出場させてみたり、って演出も最悪。
自分ら(高野連)の薄汚さを繕おうとする様が、もうなんか必死過ぎて・・・
もちろん、一生懸命野球に打ち込む球児たちを悪く言うつもりはありません 。
盧武鉉大統領の無能を嗤う
本日韓国政府は、日韓国交に関する外交文書を公開すると共に、「従軍慰安婦問題における日本の責任を追及する」と表明しました。
そりゃあ盧武鉉氏だって本気でこの問題を蒸し返そうとは思っていないでしょう。 いまさら言うまでもありませんが、日韓の戦後処理問題を紐解いてゆけば大怪我をするのは韓国政府自身です。 にもかかわらず、国民の人気取りのため、まさに 捨て鉢 とも言うべき策に出てしまう盧武鉉氏。
ジリ貧のウリ党、またご自身の支持率を考えれば、「まったく理解できない」とまでは言いませんけど、やっぱりこの人は バカ なんでしょうね。 ほんと、かわいそう。バカ過ぎて。
それに引き換え我々日本の総理大臣は・・・
えーっと・・・
にわかに鬱々たる気分に陥る僕でした。
亀井静香氏のアドバイザー
前から思うんですけど、この人にはイメージ戦略を担当するアドバイザーって付いていないんでしょうか?
テレビで亀井氏を見ていると、
1.話す内容が支離滅裂(しかも複数の番組でその内容を繰り返す)
2.話し方が横柄
3.人の話を聞かない(ときには番組司会者の制止さえ無視)
4.後頭部に寝癖がついている
といった辺りがいつも気になります。
アドバイザーがいないにしても(って、そんなことはありえないと思いますが)、これくらいのことなら周囲の人間が注意してやりゃあいいじゃんか。 という気がしてなりません。
国民新党と新党日本
国民新党から新党日本に鞍替えした長谷川憲正参議院議員の動向が今、大きな話題となっています。 マスコミの姿勢には とりあえず笑えりゃあいい みたいな感じが見え見えなわけですが、その浅はかな意図に政界の皆さんはまんまとはまっていらっしゃいます。
自民、民主、公明、共産、社民、の各党は、
「(公職選挙法の政党要件を満たすための)数合わせでしかなく、選挙互助会と呼ぶにもお粗末。まさに国民を愚弄した話だ(要旨)」 などと批判しているわけですが、下手な冗談を聞いているような気がしてなりません。 単なる数合わせや、お粗末な選挙互助会はこの方々の常套手段ですから。 ・・・ ほんと、「お前が言うな」と言いたい。
国民新党党首、綿貫民輔氏 も僕と同じようなことを感じられたようで、以下のように反論されています。
「数合わせだったら他の党だってやっているじゃないか。別に悪いことじゃない(要旨)」
う〜ん・・・
「他の党だって〜」という部分についてはよくわかります。私も上で書いてますし。しかし、国民に向かって 「数合わせしたっていいじゃないか!」 と叫んじゃうのはどうなんでしょう?
僕の感覚からすれば完全に アウト なんですが。
節操のない政党
テレビで選挙の話題が取り上げられるとき、極たまにですが、こんなことを言うコメンテーターを目にします。
「今回の候補者を見て私は呆れました。 今の政党には節操がなさすぎます」
・・・でも、僕からしたら、既存政党や政治家に「節操」なんてものを期待する人間がこのご時世まで生き残っていたこと に驚き、そして呆れてしまいます。 今回の選挙で既存政党の無節操、特に自由民主党の体たらくを嘆くあなたに僕は言いたい。
うん、わかる。
けど、その期待は 遅くとも大仁多厚の段階で投げ捨てておくべきだったよね。
と。
国会議員・地元・落下傘候補
国政選挙の候補者が自分と地元の繋がりを強調し、選挙民達が 「地元の先生、万歳!」 とそれを持ち上げる・・・
そんな光景を目にする度に僕は暗澹たる気持になります。 利益誘導型政治の根深さ、民度が低いと言われる日本国民の現状 を改めて思い知らされるからです。
あらためて言うまでもありませんが、「国会議員の仕事」 は日本の全国土、全国民を対象とした国政に携わることであり、地元の面倒をみることではありません。
まあ、たしかにこれまでの実情としては、中央から地元(選出区)にどれだけ金を引っ張ってこれるか が重視され、それが国会議員の力量であるかのように考えられてきた節があります。 しかしこのような政治が 多くの不正、莫大な税金の無駄遣い、といった弊害を生んできたことを忘れてはいけません。
テレビのインタビューに応えて、「地元のことを知らない落下傘候補が地元のためにいったい何をしてくれるのか」と、憤怒の色さえ浮かべて応える有権者。 そんな方々に僕は言いたい。
あなた、テレビでバカ曝け出しちゃってますよ。 と。
しかもこんな人に限って、税金は有意義に使って欲しいとか、政治腐敗は根絶すべきだ、などと声高に叫んでいたりするんだから悲しくなります。
ま、あれこれ言っても仕方ないんでしょうけど、とりあえず、「地元をよくして欲しい」というお願いは地方議員や首長にしてください、とだけ言っておきます。
社民党はオムライス?
なにげなくテレビを観ていたら各党の街頭演説風景が流れてきました。 そのなかで、ちょっとびっくりしたのが社民党党首、福島瑞穂氏の発言。
自民党と民主党には、カレーライスとライスカレーくらいの違いしかない。 しかし私達は違う。 社民党はオムライスなのです! (要旨)
・・・と、ここまで書いておきながらなんですが、いちいちつっこむのはバカらしいので止めます。
まあ、最後にひとこと付け加えさせていただくと、
上記発言(演説)をされている福島党首の、なんとも清々しいお顔が印象的でした。
ホリエモンを批判する政治家
堀江貴文氏の拝金主義を批判する人は多いようです。 まあ、「金があれば人の心だって買える」 なんて豪語されたら、誰だって多少の違和感は覚えるでしょうね。
けれど、堀江氏を批判する人のなかには えっ、それをあんたが言っちゃうの? と思わずつっこみを入れたくなる人もいます。
たとえば某政治家。
自分や自分の支持団体を利するために無駄な公共事業を強引に推し進めたり、自分の親族が経営する企業に公共性の高い仕事を独占的に請け負わせたりしている(しかもちょっとした問題まで起こしている) と、噂されている 政治家が他人を「金の亡者」と批判するのはいかがなものでしょう?
「自分の金を使って好き放題しようとする人」
と、「税金を、私腹を肥やすために利用する人」
を比べたら、どう考えたって後者の方がえげつないです。
だってさすがにまずいでしょうよ、私腹を肥やすために国を売っちゃあ。
ホリエモン 衆院選出馬
ライブドア社長の堀江貴文氏が広島6区から衆議院議員に立候補するそうです。 これまでほとんど選挙に行ったことがないとか、最近の著作で政治家には絶対にならないと書いたとか、まあ、つっこみ所はたくさんあって、どこから手を着けたらいいのかわからないというのが正直な感想ですが、今回は僕が特に面白いと思った点について・・・
堀江氏は今回の選挙、無所属の立場で立候補するんですよね。
自民党から全面的支援の確約を受けておきながら無所属で立候補。 しかもそれを自民党本部で、自民党衆議院幹事長の隣りに立って発表した点を奇妙に感じたのは僕だけではないでしょう。
市井の阿呆が素直に推測する限り、堀江氏の主な目的は金融事業、電波関連、その他諸々の許認可。
その目的遂行を考えるなら、ここは自民党に思いっきり阿って(つまり、自民党からの条件を全て飲んだ上できちんと公認を受けて)おいた方がいいと思うんですけどね・・・
中長期的に「自ら新党を立ち上げる」という腹があるにしても、彼の場合、いまさら義理や道理を考えたって無意味。 だったらここはいっそのこと、自民党内で彼のことを快く思っていない勢力のご機嫌を伺うことに全力投球するのが得策ではないかと。
ま、どうでもいんだけど。
藤野真紀子氏 衆院選出馬
何かと盛り上がりつつある衆議院選挙(9月11日投開票)。
そのなかでも目玉候補の一人として取り沙汰されているのが、愛知4区から自由民主党の公認を受けて出馬する藤野真紀子氏です。
料理研究家として、またカリスマ主婦として有名な彼女。 勝ち組のオーラなのでしょうか? なかなか香ばしいものを振り撒いてくれています。
テレビ番組のインタビューに答えて藤野氏は言いました。 「官僚や政治家の言葉はわかり難い」と。
世間一般的な認識として、「○○の言葉はわかり難い」 というのは 「○○はバカだ」 というのとほとんど同義だろうと思います。 藤野氏の真意はわかりませんが、少なくとも私は彼女の発言を 「官僚や政治家はバカだ」 という意味に受け取りました。
きっと、いままで藤野氏が見てきた官僚や政治家はバカばかりだったのでしょうね。
ところで、彼女の旦那さんって・・・ → 参考