自民党大勝利
衆議院選挙の開票が進んでいますが、自由民主党が圧勝しそうな雰囲気ですね。
「郵政民営化を争点に掲げて戦う自民」 vs 「それをどうにかはぐらかそうとする民主」
という構図を(マスコミに)書き立てられた時点で民主党の勝利は ありえなかった わけですが、さすがに、ここまで差がつくとは思っていませんでした。正直、びっくりです。
とはいえ、たしかに民主党はひどかった。
解散時には 「郵政は民営化すべきではない」 と力説していたにもかかわらず、世論調査で郵政民営化の支持が高いことを知るや、「郵便貯金の規模を縮小するべき」 と言い出し、最後には 「我々も郵政は民営化すべきだと考えている。ただ自民党の法案に反対しているだけだ」 といった趣旨の発言が目立ちはじめす。
これで本当に 「勝てる」 と考えていたのだとしたら、まったく、おめでたい話です。
しかも今回の民主党は平時以上に内部のごたごたを表に出してしまっていたわけで、とりあえず組織としては完全に終わっていた・・・
個人的には、これで民主党が分裂することを望んでいます。
それが自民党分裂にもっとも近い道だと思うので。
手術中に患者を殴る医師
8月1日、滋賀県東近江市の滋賀病院で、30代の男性医師が手術中、女性患者(90代)の額を拳で殴るという事件があったそうです(国立病院機構本部近畿ブロック事務所が30日に発表)。
30歳代の男が、90歳代のおばあさんの額を 「グー」で殴る。
しかも、おばあさんは局部麻酔を掛けられ、暴力医師はメスを握っている・・・
映画のシーンだとしたらあまりにリアリティがないし、
下手なコントだとしても笑えない。
僕には、「これって本当なのかなあ・・・」とでもつぶやきながら眉を顰めることくらいしかできません。
以前から患者への態度が横柄で苦情が複数寄せられていたという男性医師。 医師としてどう、とかいった次元ではなく、もはや「人」として終わっているような気がします。
駒大苫小牧と高野連
野球部長の暴力問題を巡っていろいろと報道されていましたが、結局、「なあなあ」の結論に落ち着きましたね。 生徒さんたちのことを考えれば「優勝を取消さない」という結論自体は妥当だといえますが、どうもすっきりしません。
1.高校側と被害者の和解
処分が決定する前日の和解。いったい和解金はいくらだったんでしょうか?
これは仮定の話ですが、もし前もって高野連から 「処分までに何が何でも和解しろ (目的はもちろん 高校野球のイメージを守るため)」 と迫られていたとしたら、高校側はそれこそいくらでも出したでしょうね。 あくまで仮定の話ですが。
2.だいたい高野連って
高校生を(肩や肘を壊してしまうほど)酷使して金儲けに勤しむ高野連。 彼らに人の行動をとやかく言う資格があるのでしょうか?
そもそも、個人的には高校野球って嫌いなんですよね。 判で押したような「清々しさ」を作り上げようとする姿勢がなにせ鼻につきます。 被災地の高校を出場させてみたり、野球以外の「がんばり」を評価して出場させてみたり、って演出も最悪。
自分ら(高野連)の薄汚さを繕おうとする様が、もうなんか必死過ぎて・・・
もちろん、一生懸命野球に打ち込む球児たちを悪く言うつもりはありません 。