自民党大勝利
衆議院選挙の開票が進んでいますが、自由民主党が圧勝しそうな雰囲気ですね。
「郵政民営化を争点に掲げて戦う自民」 vs 「それをどうにかはぐらかそうとする民主」
という構図を(マスコミに)書き立てられた時点で民主党の勝利は ありえなかった わけですが、さすがに、ここまで差がつくとは思っていませんでした。正直、びっくりです。
とはいえ、たしかに民主党はひどかった。
解散時には 「郵政は民営化すべきではない」 と力説していたにもかかわらず、世論調査で郵政民営化の支持が高いことを知るや、「郵便貯金の規模を縮小するべき」 と言い出し、最後には 「我々も郵政は民営化すべきだと考えている。ただ自民党の法案に反対しているだけだ」 といった趣旨の発言が目立ちはじめす。
これで本当に 「勝てる」 と考えていたのだとしたら、まったく、おめでたい話です。
しかも今回の民主党は平時以上に内部のごたごたを表に出してしまっていたわけで、とりあえず組織としては完全に終わっていた・・・
個人的には、これで民主党が分裂することを望んでいます。
それが自民党分裂にもっとも近い道だと思うので。
中国語の選挙公報
福岡に住む中国残留孤児の方々が2日、県選挙管理委員会に中国語の選挙公報などを配布するよう求めた。というニュースを耳にしました。
個人的に、中国残留孤児問題は決して軽視できないものだと考えていますが、中国語の選挙公報となると、「それはどうなんだろう?」と首を傾げたくなります。 日本人として公民権を行使しようとする以上、その人は自分の責任で 「日本語で書かれた公示を理解する」 義務がある と感じるからです。
たとえば、私がこの先アメリカに帰化することがあったとして(現実味はありませんが)、「英語が不自由なので日本語の選挙広報を発行しろ」とアメリカの公共機関に要求するなんてことは考えられません。 きっと、どうにか独力で理解しようと努力するでしょうし、どうしてもわからない部分があれば、お金を払って通訳を雇うと思います。
だいたい、中国語の選挙公報を配布するとなれば、(平等の観点から)他の言語の広報も作らなければなりません。 そのためにいったいどれだけの税金が注ぎ込まれるのでしょう? なかなかもって恐ろしい話です。
・・・って、まぁ、孤児の方々の本当の目的が「中国語の公示」でないことはわかった上でのつっこみだったりもしますが。
手術中に患者を殴る医師
8月1日、滋賀県東近江市の滋賀病院で、30代の男性医師が手術中、女性患者(90代)の額を拳で殴るという事件があったそうです(国立病院機構本部近畿ブロック事務所が30日に発表)。
30歳代の男が、90歳代のおばあさんの額を 「グー」で殴る。
しかも、おばあさんは局部麻酔を掛けられ、暴力医師はメスを握っている・・・
映画のシーンだとしたらあまりにリアリティがないし、
下手なコントだとしても笑えない。
僕には、「これって本当なのかなあ・・・」とでもつぶやきながら眉を顰めることくらいしかできません。
以前から患者への態度が横柄で苦情が複数寄せられていたという男性医師。 医師としてどう、とかいった次元ではなく、もはや「人」として終わっているような気がします。
これ以前のテキストは左側の 「カテゴリー別ログ」 「月別 アーカイブ」 から閲覧できます。
反対意見のコメント、トラックバック、また記事への批判 も (当り前ですが) 大歓迎。